新しい「自殺総合対策大綱」が閣議決定

  • 2012.08.30 Thursday
  • 09:38
NPO法人ライフリンクよりメールが届きました。
転載歓迎なので、ぜひこのブログをご覧のみなさんにも
読んでいただきたいと思います。

このような対策大網も、闇に潜むテクノロジー犯罪、
嫌がらせ犯罪(ガスライティング、ギャングストーキング)を
表面化しなければ、社会はそう簡単に変わらない。
根本的解決に到らないわけです。


「平成24年1月に内閣府が実施した意識調査によると、
国民のおよそ20人に1人が「最近1年以内に自殺を考えた
ことがある」と回答しているなど、今や自殺の問題は一部の
人や地域の問題ではなく、
国民誰もが当事者となり得る重大な問題となっている。」
                  
                  (自殺総合対策大綱 抜粋)

(転載歓迎)

1.新しい「自殺総合対策大綱」が閣議決定

今後5年間の国の自殺対策の指針となる新たな「自殺総合対策大綱」が28日、閣議決定されました。近年の若年層の自殺の増加を受けた対策の必要性や、自殺未遂者の再企図を防ぐための支援体制の確立がうたわれているほか、自殺対策の現場であるそれぞれの地域の取り組みを支援していくことが強調されています。 

新大綱の内容はこちらからご確認ください
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/sougou/taisaku/kaigi_13/pdf/s2.pdf

医療保護入院制度を考える会に参加する。

  • 2012.08.29 Wednesday
  • 09:20
昨日、初めて勉強会に参加しました。
みなさんがとても真剣にこの問題を考えていること
勉強していることにおお〜すごいと触発されました。

先日のブログでは、措置入院のことを書きましたが、
この会は医療保護入院のことについてなので性質が
違います。

まず、精神疾患の入院には3種類あること。

任意入院(にんいにゅういん)は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第22条の3に定められている精神障害者の入院形態の1つ。
1988年に改正された精神保健法によって初めて法制化された入院形式。精神科病院に入院する際には、まず本人に説明をして、同意を得ることを基本としている。入院の必要性を説明しても同意が得られない場合に限り、保護者の同意による入院形式「医療保護入院」を検討することになる。1988年までは、「同意入院」という患者の家族の同意、「措置入院」という県知事の命令による強制入院、「緊急措置入院」という短時間の強制入院の三種類しかなかった。従って、入院に関しては患者の意思や意見は全く考慮されていなかった。1984年に発覚したいわゆる「宇都宮病院事件」が、国連人権委員会にて討議されることになり、国際人権委員が査察に訪れ、日本の精神科病院の現状を視察した。その結果、国に対して改善勧告を出した。
それを受けて、患者の拘束や隔離という人権に関すること、社会復帰施設の創設などについて、法的に定める必要が生じ、1988年に精神保健法が成立した。


措置入院(そちにゅういん)は、精神保健福祉法29条が定める、日本の入院形態の1つである。精神障害者に対してなされる。
「ただちに入院させなければ、精神障害のために自身を傷つけ、または他人を害するおそれがある」と、2名の精神保健指定医の診察が一致した場合、都道府県知事または政令指定都市の市長が、精神科病院等に入院させる制度(精神保健福祉法27条、29条)。警察官検察官保護観察所長、矯正施設長は、上記の疑いがある者の通報義務がある(同法24条 - 26条の3)。費用は、保険と公費によってまかなわれ、自己負担は所得に応じる。
 

医療保護入院(いりょうほごにゅういん)は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律33条に定められている精神障害者の入院形態の1つ。
精神障害者で、医療及び保護のために入院を要すると精神保健指定医によって診断された場合、精神科病院の管理者は本人の同意がなくても、保護者(同第1項)または扶養義務者(同第2項、4週以内)の同意により、精神科病院に入院させることができる制度。精神科病院において、医療保護入院を実施しようとする場合には、精神保健指定医の資格をもつ医師の診察を受ける必要があり、前記の精神保健指定医の診断を経ないで、医療保護入院をさせることはできない。 



厚生労働省ホームページ(保護者制度・入院制度の見直しに関する資料)

http://www.mhlw.go.jp/stf/new-info/
 
入院制度に関する議論の整理(概要)(PDF:723KB)

入院制度に関する議論の整理(PDF:762KB)

新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム(第3R)「保護者制度・入院制度の検討」に係る第17回作業チーム議事録
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002i5qu.html


読めば読むほど、酷いなと思いました。

昨日、駅に向かう途中で最近見かけるご老人の男性が
大きな声で話しながら歩いて来る。
傍目から見れば精神疾患者のように見える。
以前よりこの犯罪被害に気付いてから障害者の方と必ずと
いっていいほど遭遇するのがいつもの日常です。

わたしが通り過ぎる時を待ち構えたように、
こちらに向かって「墓場まで持って行け」とはきすてるように
大きな声で怒鳴っていた。

最近、それはちょっと無いんじゃないという仄めかしの野次も
すぐに忘れてしまうほど気にならなかったけど、
「墓場かぁ」と心の中でつぶやいた。

「もうここまで来たらね、持って行けない」
とその仄めかしに対して歩きながらつぶやく。

自分が話さないと決めたら、墓場まで持っていく性分を犯罪主体は知っている。
そのことを知っていて言わせているのかも知れない。

このぶつぶつ話す老人とわたしと何が違うんだろう。
この犯罪を知ってから時々こんなふうに思う。
「狂っているのはどっちなんだろう。」

多くの善良な市民がカフカの「変身」の主人公ザムザのように家族から
虫けらのように疎まれて扱われたりするのが目に浮かぶ。

人間にはそんな非情で惨忍なところがある。
親が自分の子供にでも異質な存在だと思えば
(思い通りにならなければ)排他(虐待)する。

精神疾患の人々がどうしてこんなに世間から排除されてきたのでしょう。
それにしてもこの国に憲法に書かれていて小学生でも習う基本的人権
なんて無いことに気づいている人はどれぐらいいるのでしょう。

そして有識者達が必死で強制し隠そうとすればするほど、
その問題はゆがみ、漏れ出すものなのだということをご存知なのかどうか
知る由も無い。

もう寒々しい気持ちと、アホで何も知らない市民でいたからやってこれた
のかと思ってしまう。

知れば知るほど、恥じてばかりだが、自分に何も無いから見ることができるし
考えていろんなこと教えてもらいながらでも知ろうという気持ちになる。

下から眺めるとほんとうに良く見えるものだ。
この先もずーと下から高くて遠い空を見上げたい。
世の中がどう変わろうと
大地に根を張り生きて行きたい。
地べたに座ると放電されて気持ちいいんだぁ

昨日は、愉しかった。
実に愉しい時間を過ごせた。
被害者の方のお宅に集い、さりげない素敵なおもてなしに
感激しました。

感謝します。

あまり素敵な時間に帰ってからも余韻に浸った。









 

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    精神障害者の強制入院で見直し案=家族の同意不要に−厚労省検討チーム

    • 2012.08.26 Sunday
    • 11:16
    被害者間で精神障害者の強制入院制度の見直し案について
    以前より話題に上がっていたことを実現に向けて動き出している様子を
    このブログからもお伝えしたいと思います。

    精神障害者の強制入院で見直し案=家族の同意不要に−厚労省検討チーム 時事ドットコム

    http://www.jiji.com/jc/zc?k=201206/2012061400978

    6月の出来事です。

    この問題に対して何かできないかと有志の間で話題になっていました。

    このブログにも危惧されるコメントをいただいております。

    これは被害者にとって切実な問題です。

    被害者の問題だけではなく、市民の方にも十分関心をもって
    いただかなければならない問題だと思います。

    最近では、反・脱原発の市民運動体が大きくなり、
    国からすれば反社会的(国は原発推進)人物とみなし、
    警察が逮捕できなければ、精神患者に仕立てて精神科へ
    措置入院させて社会的抹殺(これ以上騒ぐな、おとなしくしろ)
    多量な投薬で、健康な体は破壊され思考もおぼつかなくなることさえ考えられます。 

    被害者としても一市民としても簡単にひとりの医師の判断で決められるという
    ことはどういうことか、考えなければならないと思います。

    医師にとっても責任転嫁させられることになるということになりかねない。
    トラブル(訴訟問題等)も医師と患者間でどうぞというふうに取れます。

    国家訴訟にでもなれば自分たちが大変ですからね。

    そのようなことが来年の法案が通ればますます国は監視社会を遂行しやすくなり、
    責任回避しやすいように医師や患者に押しつけてくるでしょう。

    もちろん。
    警察と精神科とのつながりも、この犯罪が公になればまた新たな展開があるでしょう。


    先日、ひなたさんが「医療保護入院制度を考える会」を始動されました。
    そのことをブログに書かれています。

    まだ、勉強会には参加していませんが、
    わたしも勉強してこの法案を阻止して行きたいと考えています。
    次回の勉強会には参加させていただきたいと思っています。

    興味のある方は、以下この問題におけるひなたさんのブログをご覧ください。

    http://ameblo.jp/ptwgjm132/entry-11332022588.html

    http://ameblo.jp/ptwgjm132/

    http://blog.livedoor.jp/djpajt258357z/archives/6544928.html


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